マンションのメリット・デメリット

まみこさん
マンションを購入しようと考えてるんだけど、マンションってどうなんだろう?

みつお
マンションをご検討の方!マンションの良い部分、悪い部分って住んでみないと分からないですよね。分からない事ばかりだと思うので!マンションのメリット・デメリットについて話していきますね。

みつお
新築か中古かの違いによってもメリット・デメリットが異なってくる可能性があるのですが、今回は新築に限定して比較していきたいと思います。

マンションのメリット

☝ 高齢時の生活や怪我などをした時を考えるとマンションは室内に階段がないので戸建に比べると楽です。

☝ 共用施設には、お客様用に宿泊場所等の設備があるマンションもあります。

☝ マンションは戸建てに比べると防犯カメラやオートロック等があり、セキュリティが優れています。

☝ ご近所とのトラブルは、戸建てだと自分達で対応するしかないがマンションだと管理人や管理組合が対応をしてくれます。

☝ いずれ転売する際は、戸建てよりマンションの方が転売しやすいです。

☝ 購入金額が戸建てと同額の場合、マンションは立地的に便利な場所に住めます。

☝ マンションは鉄筋コンクリートに囲まれている為、気密性や断熱性ともに優れている為、冬は暖かく、夏は暑さが緩和されます。

☝ マンションの日常管理は、管理会社がしてくれます。

☝ マンションは住む階によっては害虫等での悩みを戸建てより優位になります。

☝ 修繕計画などが比較的しっかりしています。

まみこさん
マンションってメリットが沢山有るんですね🎵一番は良いのは快適に過ごせる環境ですね。

みつお
確かに、マンションはメリットが沢山有ります。住む人によって受け取り方が変わってくるので、あくまでも参考として考えてください。

みつお
次はデメリットについてお話していきますね。

マンションのデメリット

☝ マンションは共用部分が多いため、通常生活の音や臭いなど、洗濯物に気を使わなければならない。

☝ 駐車場が、玄関まで遠い為荷物の搬送が大変です。

☝ マンションが高層の場合、風の影響を受けやすく、強風の際に、玄関の扉の明け締めの際に勢いがついて危険を伴う。

☝ マンションは自治体とは、別にマンションの管理組合があります。

☝ 住宅ローン以外で、月々の修繕積み立て費とマンションの管理費の支払いがあります。

まみこさん
良い部分が多い分、色々有りますよね💧

みつお
今回はマンション全てに共通して言える部分を取り上げてお話しましたが、マンションの構造などにより、特徴が変わる場合がありますので、あくまでも参考として聞いていただければと思います。

まとめ

みつお
マンションのメリット、デメリットは、あくまでも目安なので、どこを重要視するかはご自身や家族とのライフスタイルによって異なります。このコラムが皆様の理想の住まい選びに役立てればと思います。皆様がよりよい家選びが出来れば幸いです。

きちんと知っておきたい、「制震」について

建築の地震災害に対する強さを表す用語に耐震性がありますが、広い意味の耐震性を実現する方法として、狭い意味での耐震、免震、制震という用語を使うことがあります。

それぞれに特徴はありますが、耐震、免震、制震のいずれもが広い意味での耐震性の中に含まれる要素です。これらは別のものではなく、組み合わされて耐震性を実現するものです。

「制震」とは?その特徴は?

地震災害を防ぐ目的の制震は建物の耐震性の一つの要素です。建物を地震から守る方法は、部材の強度を強くする方法、地震の揺れを建物に入らなくする方法、地震の揺れを吸収する方法があり、それぞれ、耐震、免震、制震と呼ぶことがあります。

狭義の制震は、部材単位で地震の揺れを吸収する方法で、伝統的な木工法では、部材の接合部に揺れを吸収する仕組みをつくっており、これも制震の一つです。現代の建築では、制震装置を構造体の各所に取り付けて、地震の揺れを熱エネルギーに変換することにより吸収する仕組みが考えられています。

制震のメリット

制震のメリットは装置の取り付けが簡単で、既存建築の補強にも使うことができる点です。ダンパーと呼ばれる地震エネルギーを吸収する装置は、筋違いのように柱と梁に斜めに取り付けられるものの他、部材の接合部分に数多く取り付けられる小型の装置もあり、市販されています。

免震装置は新築時でないと施工が難しいのに対して、ダンパーは既存建物にも簡単に取り付けが可能です。地震に対する耐力が弱く、補強が必要な建物にとっては、ダンパーは設置しやすく便利です。他の補強と比べて価格も安く、経済的な負担が少ないのもメリットです。

制震のデメリット

制震のデメリットは効果を構造計算で示すことが難解で、建築確認申請では評価されないことが挙げられます。建築基準法の構造規定には仕様規定と性能規定があり、筋違いなどの決められた仕様を用いる場合は面倒な計算はいりません。

ダンパーを入れて地震の力を制御することはできますが、それを計算で証明することは難しく、木造の住宅では、その計算は通常行われません。したがって、ダンパーにより安全が確保されていても、筋違いなどの仕様規定を満たすことを余儀なくされ、無駄が生じる場合があります。ダンパーの設置は予備的な位置づけとなります。

まとめ

制震とは何かがお判りいただけたでしょうか。建物が地震に抵抗するためには、さまざまな手法を組み合わせる必要があります。免震ダンパーなどの一つの装置に安全を委ねる方法は危険です。一つの部材が破壊されても建物全体で地震に抵抗することが重要で、ダンパーの役割はその中の一つです。

きちんと知っておきたい、「耐震」について

耐震や免震という言葉はよく聞きますが、具体的にどういったものであるのかを知っておくことで地震などの災害に対する知識も身につくと考えられます。また、正しい知識があることで家を購入するときや建て替えるときの参考にもなると思いますので、耐震構造のメリットとデメリットを比較していきます。

「耐震」とは?その特徴は?

耐震というのは地震に耐える構造のことを意味します。建物の構造を頑丈にして自身の力に踏ん張って耐えることで、普通の自信では大きな損傷はなく、大地震では倒壊しない程度の損傷が発生することです。現在の新築住宅ではほとんどが耐震住宅となりますが、地震の揺れや衝撃が直接建物に伝わるため、建物自体に負担がかかってしまいやすくなります。

余震などで繰り返し起きる地震では、耐震や災害に耐え切れずに建物の損傷を防止できない側面も持っています。そのため、現在の建築では、耐震工法と地盤の揺れを建物に伝えないようにする免震工法を組み合わせて建てられる場合もあります。

耐震のメリット

耐震のメリットは、構造体そのもので耐え抜くことです。台風などの強風ではほとんど揺れないことと、現在の建築基準法では追加費用も掛からずにほぼすべての住宅が耐震基準となっていることです。建物の柱や梁、壁面を強固にすることで、家全体の強度があがり、台風などの自然災害であれば大抵は耐えることができます。

また、震度6や7レベルの自信が起きても建物の構造部分の損壊や倒壊がなく、下敷きになる人が出ないように考えられて作られています。また、耐震ですと免震のような方法と比べてコストが低く抑えられるといった点がメリットとなります。

耐震のデメリット

デメリットは、構造部分の倒壊、損壊がなくても何度も起こる地震に対し、損傷が増えていくことにあります。損傷が増えていくと、破壊や倒壊する可能性も高くなります。また、免震構造の建物と比較すると、家具が転倒しやすく家具を固定したり食器などが飛び出ないように工夫する対策も必要となってきます。

また、地震の揺れが直接建物に伝わるため、揺れが激しい点もあげられます。そして、建物の上部ほど激しい揺れになり、例えば震度7の地震が来ると二階では震度7の1.6倍にエネルギーが増幅されると言われています。1度の大きな地震に耐えられてもあとから何度も来る地震には注意が必要となります。

まとめ

日本は地震や災害の多い国で、それだけに様々な建築方法や災害対策がなされています。しかしどれだけの技術があっても自然がもたらす災害に完全な対策をすることは難しいとも言えます。とはいえ自分の家はどのような構造で作られているのか見直すことで災害に対する認識も見直せると考えられます。

庭と併せてウッドデッキを作りたい!知っておきたいメリットとデメリット

一戸建てを手に入れたら、庭と併せてウッドデッキの設置も検討してみたいものです。ウッドデッキは庭とリビングをゆるやかにつなぐ役割を果たし、庭をもう一つのリビングとして自然を生活に取り入れることができます。ウッドデッキに座りながら、庭を眺めてすごすナチュラルライフはとてもおすすめです。

ウッドデッキとは?

ウッドデッキとは、おもに木材を使用して屋外に設置される床のことで、リビングの延長ともいえます。テラスのように石やタイルではなく、温かみのある木を使うので、家の中からそのままスリッパなどで出ることができ、様々なことに活用できます。建物の窓から同じ高さで作られることが多く、広くつながった感じが解放感を与えてくれます。

使う木材は様々ですが、風雪に強い杉の赤身部分やヒノキなどを使う場合が多くあります。また、メンテナンスをする必要があまりないということで、木材に似せた樹脂木材を利用する場合もあります。

ウッドデッキのメリットは?

ウッドデッキのメリットはなんといっても、その温かみのあるナチュラル感です。木の感触は足触りもよく、自然を感じるのにとてもいい空間となります。通常リビングにつなげて窓の外に作られるので、奥行きが出てリビングが広く感じられます。外へ出るのに靴を履く必要がなく、気軽に外の空気を感じることができます。

子供の遊び場としても最適で、日当たりのいいデッキでは、子供が遊んだり宿題をしたりと、開放的に過ごせます。集まってバーベキューなどを楽しむのにもいいでしょう。人が集まりやすく、見た目もとてもおしゃれです。

ウッドデッキのデメリットは?

ウッドデッキのデメリットは、やはりメンテナンスの必要があるということです。いくら強い木材でも、1年中雨風や紫外線にさらされているので、劣化は免れません。少しでも長持ちさせるためにはこまめなメンテナンスが必要です。特にペンキの塗装は必須です。1年に1度くらいのペースで塗料を塗布しておくと、劣化が少なく、長く楽しむことができます。できれば床を外せるような構造にしておき、裏にも塗料を塗るのを忘れないようにしなければなりません。

メンテナンスフリーの樹脂ウッドデッキもありますが、やはり自然の風合いや感触は損なわれてしまいます。また木材は湿気を嫌うので、できればデッキの下はコンクリートをお勧めします。

まとめ

いかがでしたか?自然素材を使うため、メリットもデメリットもありますが、メンテナンスをしながら経年変化も楽しめるおすすめのスペースです。戸建てに住むのなら、また戸建てを考えるのなら、ぜひこのウッドデッキの設置を検討してみてはいかがでしょうか。

吹き抜けのある家を造る前に知っておきたいメリット・デメリット

広々とした吹き抜けのある戸建て住宅は、高い人気があります。どの場所にそれを設けるかにもよりますが、メリットやデメリットを事前にしっかりと確認しておくことで、予想外の問題に悩まされることもなくなります。
プランニングの初期の時点で、吹き抜けを設けるかどうかを家族で話し合うことが大切です。

住宅に吹き抜け作るメリットは?

吹き抜けのメリットは、その高級感や開放感です。一般的な戸建て住宅では玄関ホールやリビングに設けることが多く、玄関に設けた場合は住宅の風格を高め、高級感を演出することができます。またリビングに設けた場合には開放感があふれる空間となります。一般の洋室やダイニングキッチンに設置する例もありますし、階段ホールを一部拡大して設けるという例もあります。
また吹き抜け部分は延床面積に含まれないため、同じ延床面積の住宅でも、外観をより大きく見せることも可能です。
一般的には豪華で贅沢なゆとりの空間であるとされ、イメージが良いこともおもなメリットでしょう。

住宅に吹き抜け作るデメリットは?

見た目や雰囲気がたいへん良い吹き抜けですが、設置することによる大きなデメリットがあることも知っておくことが重要です。
最大のデメリットは、空間が縦に大きく広がることによる、冷暖房効率の低下です。同じ8畳の部屋であっても、一般的な天井高の部屋と比較すると単純計算で2倍の空間となりますので、当然その分の空間を冷暖房する余分な光熱費がかかります。
また1階の物音が2階に響きやすく気をつかう必要があることや、吹き抜けをダイニングキッチン付近に設置した場合は、料理をするときの煙や匂いが2階に流れてしまうこともあります。

デメリットを解消する方法は?

生活音や料理の匂い、煙に関するさまざまなデメリットを解消するためには、吹き抜けを設置する空間を、玄関ホールや階段ホールとすることで、プライベート空間と分離するという方法があります。また冷暖房効率を高めるために、天井にサーキュレーターを設置して空気が循環するような構造にすることで解消することが可能です。
またキッチンに関しては、1回ではなく2階に設置することによって問題を根本的に解決することもできます。
光熱費の削減という観点では、住宅性能そのものを高気密高断熱とすることで解消に導くことも可能です。

まとめ

戸建て住宅の吹き抜けは憧れの空間でもあります。もちろんその設置に関しては慎重に検討する必要があります。
実際に生活して不便を感じたり、デメリットばかりに気を取られてしまうようになってはせっかく
の空間も活かしきれません。建設に先立って、ライフスタイルをシミュレーションしましょう。

せっかく家を購入するなら憧れの庭のある暮らしを

戸建てを建てようとする際、庭をつくるかどうかということが問題になります。マンションなどでは自分だけの庭を手に入れることは難しく憧れがあるという人もいると思いますが、その分費用もかかってしまうため迷う人も多いと思います。そのような人のために庭をつくるメリットとデメリットを紹介します。

注文住宅で庭を作るメリットは?

やはり何といっても自宅に庭があれば自由に活動できる場所が増えることになります。敷地内なので子どもを安全に遊ばせることが出来ますし、例えばガーデニングや野菜作りに興味がある人にとっては趣味の幅を広げることの出来る場にすることも出来ます。なかなか忙しくて子どもと一緒にいる時間が取れないという人でも、わざわざ公園やレジャー施設に出かけなくて良いので少しの空き時間に遊んであげることが可能です。また季節の野菜や花を植えることで、その作業そのものを楽しむことも、日本独自の四季を身近に感じる感じることも出来ます。

注文住宅で庭を作るデメリットは?

庭を一度つくってしまうと、綺麗に維持するためにある程度の努力と費用が必要になってきます。雑草などをそのままにしているとすぐに成長して見栄えが悪くなってしまいますし、荒れた庭というのは泥棒に目を付けられやすいなど防犯の面からもおすすめ出来ません。そのため特に、雨が降り陽の当たる夏場などはマメに草抜きをしていないとすぐに雑草が茂ってしまいます。そして自分で作業をする時間が取れないという場合はプロに頼んだり、またプライバシー保護のために柵や塀を設置する場合もあるでしょう。そのような時にはさらなる費用もかかってしまいます。

子供の成長や家族のことを考えて庭に設置したいもの

子どもが健やかに成長するためには、やはりのびのびと遊ぶことの出来る環境が必要です。そのためもし可能であればブランコなどの遊具や、砂遊びをするための砂場など、公園や幼稚園・小学校にあるようなものを設置してあげると喜ばれるでしょう。また子どもが思いきり走り回れるよう、その安全性にも配慮する必要があります。地面に芝を植えることで、転んだ時のケガも地面がコンクリートや土の場合に比べてひどくなりません。またクッション性が高まり成長途中の子どもの膝を守ってくれるというメリットもあるのでぜひ設置すべきアイテムといえます。

まとめ

いかがでしたか?以上のように手入れが大変であったり費用がかかってしまう場合があったりというデメリットはあるものの、庭は戸建てだからこそ作れるものです。庭をつくるかどうか迷われている人は、これらのメリット・デメリットを参考にして一度考えてみてはいかがでしょうか。

売れ残っている建売住宅の購入 メリットとデメリットは?

売れ残っている建売住宅は何故か不安になります。見かけはこんなに素敵な住宅なのに何故、と疑問が疑問を呼び本来何もない普通の住宅がなにかいわく付き住宅のように感じられてしまいます。しかし特別に売れ残っているのは事実ですから、何かしら原因はあるはずです。その原因を自分なりに理解することは大切なことです。

売れ残りの建売住宅を購入するメリット

建売住宅は建築して販売する業者にとって売却が遅れれば遅れる程損失が大きくなります。なぜなら、お客様の注文があって初めて建築をスタートする戸建て住宅と違って、建売住宅は既に建築材料は購入して代金は既に支払い、また大工さん職人さんへの工賃も既に払っている、しかしそれに見合った代金は回収されてない。この状況が販売して代金の回収が終わるまで続くからです。即ち建設業者はこの建売代金分の金利をずっと売れるまで支払わなければならないのです。したがって売れ残った建売住宅は、業者も必死になって売ろうとするため一般の物件より値引き割合は大きくなります。そこが最大のメリットです。

売れ残りの建売住宅を購入するデメリット

また売れ残り物件のデメリットはというと、売れ残り期間の大小にもよりますが、売れ残った期間分は新築ではなくなってしまった訳で当然評価額は下がり資産価値は下がっています。また売れ残った期間は長くオープンハウスやモデルハウスとして使用しますので、傷みやキズも多くなっています。またその間多くの来場者が来た訳で、プライバシーの確保という点でも心配です。そして窓やドアを締め切った状態で管理しますので、換気が行われず、湿気が貯まりやすくカビやダニの発生や断熱材の腐食が心配されます。その他、キッチンやユニットバスの型が古くなってしまう等のデメリットがあります。

新築住宅を購入する時に注意したいこと

従って購入時には、いつ完成したのかを確認することはとても大切なことです。半年以内の期間であれば許容できるでしょうが、1年、2年前に建てたものであるならば売れなかった原因があるはずですので、それをはっきりと業者に確認することが大切です。業者も口を濁してはっきり言わないでしょうから、自分なりに考えて納得する理由を業者から聞き出しましょう。自殺や火災で死者が出た地域で売れ残っている、というのであれば告知しなければなりませんが、それに近いものであった場合、やはり精神的にイヤでしょうから、納得できる売れ残りの原因を確認するのが重要です。

まとめ

売れ残った建売住宅は、ある意味戸建て住宅の建築より慎重になります。しかしその売れ残りの原因が自分なりに納得できれば、経済的に非常に大きなメリットがでます。したがって、購入前にその売れ残り理由をはっきりさせて、その原因を噛み砕いて理解して購入することが大切です。

建売住宅とは?メリットとデメリットについて

現在、一戸建てを購入する方法の一つとして広く受け入れられているのが建売住宅です。
住宅街だと時折チラシがポストに入っていることもありますから、自分で調べたわけでなくとも名前くらいは聞いたことがあるという人が大半でしょう。
ではこの建売住宅とはどういったもので、またどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

建売住宅とは?

まずはそもそも建売住宅とは何かという疑問についてですが、これは簡単に言ってしまえば既製品の戸建住宅のことです。
戸建住宅は自分で間取りや内装を指定出来る注文住宅形式が最も多く連想されますが、建売の場合は工務店やハウスメーカー、不動産会社がすでに完成させた住宅を購入することになります。
例えば住宅街などで真新しい家の前に「内覧受付中」のような張り紙があった場合は、おおよそ建売住宅なのだと考えて良いでしょう。
洋服に例えるとすれば注文住宅がオーダーメイドであるのに対して、建売住宅はレディメイドであると言えます。

建売住宅のメリット

建売住宅のメリットとしてはやはり資金の計画の立てやすさが最大のものになります。
注文住宅の場合は土地の代金と住宅の代金を別個に考えなくてはならず、また間取りや内装といった施工内容によってもかかる費用が大きく変動し、住宅ローンを借りる際の手続きが煩雑なものとなります。
しかし建売の場合はもともと値段が付いているわけですから、住宅ローンを借りるにしてもその分だけ借りれば良く、資金計画の見通しが極めて立てやすいです。
その他すでに完成しているために内覧時にライフスタイルを想像しやすい、注文住宅より安価であるといったことも大きなメリットになるでしょう。

建売住宅のデメリット

では逆にデメリットは何かと言うと、これは完成しているがために家主の自由度が低いこと、また購入前に間取り変更がしたくとも法律の関係上不可能であるケースが大半を占めることが挙げられます。
そのため「立地は最高だが間取りは気に入らない」などのような場合には、それを受け入れるか、購入を諦めるかのどちらかしかできません。
また完成しているということは建築途中の様子を確認出来ないということでもありますから、注文住宅と比べて欠陥住宅の割合がかなり多いというデメリットもあります。
特に安く仕上げることを重視した物件の場合は欠陥住宅が多い傾向にありますから、こうしたデメリットは事前に把握しておく必要があるでしょう。

まとめ

ここまでのことをまとめると建売住宅は安く手に入れられて資金的にも生活的にも見通しが立てやすい長所があり、自由度の低さや欠陥住宅のリスクが高い短所を抱えた物件となります。
住宅取得費用の軽減効果は大きいですが、その分しっかりと見定める必要があるのが建売住宅だと覚えておきましょう。

建売住宅と注文住宅、購入するならどっち?それぞれのメリット・デメリット

一戸建て住宅を購入する場合、建売住宅と注文住宅のどちらが良いのかという課題があります。それぞれにメリットとデメリットがあるので、予算や目的に応じて選ぶことが必要となります。そのためには、それぞれの特徴を良く把握しておくことが必要になります。そこで分かりやすくメリットとデメリットを挙げてみます。

「建売住宅」のメリットとデメリット

売住宅のメリットとして挙げられるのは、購入したらすぐに入居できる手軽さが挙げられます。感性した物件なので、その仕上がりを直接チェックできる点も大きなメリットとなります。瑕疵があればわ

かりますし、また間取りなどの住みやすさも確認することができます。また住宅ローンを組みやすいこともメリットと言えます。デメリットとなるのは、間取りが決まっているので、家族構成や生活サイクルに合うものを探す必要があることです。また設備や建具、外観のデザインなど好みのものを選べないこともデメリットとして挙げられます。

「注文住宅」のメリットとデメリット

注文住宅のメリットは、必要とする条件の立地で必要な間取りの設計ができることが挙げられます。使用する建具や設備などもある程度選ぶことができるので、住みやすい家を建てることが可能となります。一方でデメリットとなるのは、まず費用が高くなることです。好みを反映させてこだわるほどに必要とする材料費が高くなるので、余裕がなければ理想の家を建てることは難しいわけです。さらに住宅ローンを組む場合にも少しばかり面倒になります。土地の購入に関しては、つなぎ融資という形でローンを組むなどの手続きが必要となります。

かかるコストで選ぶなら建売住宅に軍配

コストという面から比較するならば、建売住宅の方に軍配が上がります。注文住宅もローコスト住宅などにより安くはなっていますが、必要な設備を備えるなどのオプションを加えることで費用は増加します。また土地の購入に関しても建売住宅ほど効率の良い取得ができないことから割高で買うことになります。建売住宅はあらゆる面において効率良くコスト削減が行えるので、安価に分譲することができることになります。住宅ローンに関しても担保価値が高くなるので、購入金額のほとんどを借り入れることが可能となる点も建売住宅が有利となります。

まとめ

建売住宅と注文住宅のどちらがお得かを考えると、購入コストの面から建売り住宅に軍配が上がります。もちろん完成物件となることにより間取りや設備を選ぶことはできませんが、その仕上がり具合を確認することができる点でも、安心して購入することができます。