注文住宅の契約!気を付けたい3つの注意ポイント

日本社会はお互いの信頼により取引が成立する、契約のいらない社会でした。近年、資本主義が定着した社会に変化し、書面を取り交わす取引が一般化しました。

契約は特に契約書を取り交わさなくても成立する点に注意が必要です。しかし、書面化していない内容を後で確認するのは大変なことです。購入後のアフターフォローなどは書面化が必要です。

契約に必要な書類はすべてそろっているか

契約に必要な書類は、売主側が用意する宅地建物取引業法に規定のある書類の他に、契約書、設計図書、見積書などがあります。見積書は総額だけでなく、細かな内訳書が添付されていて、事前の打合せで決めた内容が全て含まれていることが必要です。

契約に際しては必要な書類が全てそろっている事を確認することが大切です。購入後のアフターフォローや注意点が書かれているかを確認し、打合せで決めた内容が全て設計図書に記載されていることを確かめる必要があります。記載がない場合は書類の作り直しを指示し、納得できる内容となった後に判を押すことが大切です。

仕様書や見積書に不明瞭な点はないか

設計図書は図面と仕様書に分かれます。図面には平面図、立面図、詳細図などがあり、設計内容が形として確認できる内容となっています。仕様書は図面では表しきれない、製品名の指定や細かな仕様が記載されています。工事内容の大まかな区分や屋根の責任施工と保障期間、各種材料の等級なども記載されています。

見積書はお金に関する細かな内容が書かれています。見積書は工事種別ごとの一式金額ではなく、工事細目ごとの金額が記載されている必要があります。屋根の材料費、流し台の金額、仕上げ材の面積と金額がわかる形で記載されていることが必要です。

アフターフォローや保証期間について

住宅は長期間の使用が前提となるため、アフターフォローの取り決めが大切です。定期点検の時期、不具合が生じた場合の対応、瑕疵があった場合に保証してくれる期間を取り決めておくことが大切です。

保証期間は通常、住宅瑕疵担保保険と同期間の10年に定められることが多くありますが、さらに長期の保証があると安心できます。住宅の不具合はごく初期のものを除くと、建築後10年を経過した以降に発生する場合が多くあります。10年以降の長期の保証は追加料金が発生する場合もありますが、わずかな追加料金で長期の安心が買えるのであれば安上がりです。

まとめ

注文住宅の契約に関する注意点がおわかりいただけたでしょうか。事前に打ち合わせた内容が、いずれかの書類に必ず記載されていることが大切なポイントになります。単に建築工事の内容だけでなく、アフターフォローや保証期間に関しても、明確な記載がされている必要があります。

新築住宅を建てるなら押さえておきたい「瑕疵担保責任」

新築住宅を購入後、雨漏りがしたり、小規模な地震で構造部分が壊れたりと、思わぬ欠陥が明らかになることがあります。売主はアフターフォローをしてくれるのか、その期間と費用負担はどうなのかは、買主が知りたい事柄です。瑕疵担保責任は買主を保護するために設けられ、さまざまな法律に規定されています。

瑕疵担保責任とは?

瑕疵担保責任とは、新築住宅の購入後、なんらかの瑕疵が見つかった場合、売主が買主に対して負う責任のことです。瑕疵とは住宅を例にとると、売主が原因の欠陥のことです。瑕疵担保責任に関しては民法、宅地建物取引業法、住宅の品質確保の促進等に関する法律にそれぞれ異なった規定があります。

瑕疵が見つかった場合は売主は買主に関して責任を負い、買主は損害賠償又は契約解除を行うことができます。住宅で瑕疵が見つかった場合は売主は法律に基づき、買主に対してアフターフォローを行う義務を負います。通常は瑕疵部分の補修を売主の負担で行うことになります。

瑕疵担保責任の法律での定めは?

瑕疵担保責任は民法、宅地建物取引業法、住宅の品質確保の促進等に関する法律にそれぞれ規定され、民法では買主が瑕疵を発見後1年以内、宅地建物取引業法では引渡し後最低2年、住宅の品質確保の促進等に関する法律では基本構造部に関して引き渡しから10年以内は売主がその責任を負わなければならない規定となっています。

宅地建物取引業法で定める引渡し後最低2年間の瑕疵担保責任は、契約により期間を短くすることができない規定です。新築住宅の引渡しを受けて2年以内であれば、売主の責任で欠陥をなおしてくれることになります。

買い主はどのように守られるのか

住宅の販売業者や建築業者が住宅を販売する場合、一定額の供託或は住宅瑕疵担保責任保険に加入することが住宅瑕疵担保法で義務付けられています。住宅を購入後に販売業者や建築業者が倒産したり、瑕疵の責任を負うことができない事態となったときに、買主を保護するために設けられた規定です。

買主は住宅瑕疵担保法により、引渡し後10年間は基本構造部の瑕疵に関して保証されることになります。主な対象か所は構造部分と雨漏りが発生した部分です。もし、瑕疵に関して販売業者や建築業者との間で紛争となった場合は、法律の専門家に相談できるシステムもあるので安心です。

まとめ

新築住宅における瑕疵担保責任がお判りいただけたでしょうか。住宅の瑕疵に関する結論は、構造部分と雨漏りに関しては、10年間は保証されるということです。その場合は買主側が瑕疵を発見し、改修等を要求する必要があります。10年間を過ぎると、法的な保証は受けられなくなります。

ハウスメーカーでの住宅購入、気になる保障やアフターフォローについて

住宅は、多くの人にとって一生の買い物の中で一番高い買い物になるでしょう。高い買い物であれば、住宅にアフターフォローや保障があることが重要になります。では、ハウスメーカーから購入した住宅には、どのようなアフターフォローや保障があるでしょうか。その特徴や、金額について説明していきます。

ハウスメーカーのアフターフォローと保障の特徴

住宅を建築する場合には、通常ハウスメーカーで建築するか、工務店で建築するか、あるいは設計事務所で建築するかのいずれかになります。このうち、ハウスメーカーで建築をする場合には、ほとんどのメーカーに購入後のアフターフォローが付いています。

アフターフォローの保障は、その期間が工務店や設計事務所よりも期間が長いのが特徴です。その理由は、一般的なハウスメーカーは全国規模になりますので、工務店や設計事務所に比べると資本が大きく、その分だけ長期間保障をすることができるからです。初期の頃は、無料でメンテナンスをしてくれる所も多いです。

確認しておきたい会社の体制について

ハウスメーカーにはそれぞれ体制がありますが、どんな体制かによってアフターフォローの質が変わって来ることがあります。通常、いくつかの下請を持っています。ハウスメーカーの社員が大工道具や重機を持ってきて住宅を建てて、購入後には社員が汗を流しながらメンテナンスをするわけではありません。下請業者とつながりがあり、そこに仕事を任せているのです。

そのような体制の中で、質のいい下請業者を持っている会社はしっかりとしたアフターフォローができますが、そうでない場合には問題です。事前に口コミなどで確認をしておくべきです。

知っておきたいアフターフォローにかかる実際の金額

アフターフォローにかかる費用は、ハウスメーカーによって異なります。最初の期間どれくらい無料にしてあるかによって費用が異なるのです。平均的には、最初の3年間は完全無料のところが多いです。例えば、コンセントが少ないので、不便だから増設して欲しいという場合も、数に限りはありますが、無料で増設してくれる所もあります。また、外壁にヒビが入っているという場合も、無料で行ってくれます。

ただ、その後は、無料点検はしてくれますが、劣化している部分に関しては、費用がかかります。外壁や屋根塗装の場合は80万円前後、スレートなどの細かい修理は3万円から5万円ぐらいになります。

まとめ

いかがでしたか。このように、ハウスメーカーで住宅を購入後もアフターフォローをしてくれます。最初の3年から5年ぐらいは、無料でしてくれるところが多くなっています。メーカーを選ぶ際には、しっかりとしたフォローがある会社を選ぶ必要があるでしょう。

住宅購入はハウスメーカーと工務店、どちらを選ぶ?アフターフォローは?

住宅の購入ではハウスメーカーと工務店のどちらを選ぶかは慎重に決める必要があります。思い通りの住宅を建てられるのはどちらか、費用の比較、購入後のアフターフォローや保障はどちらが有利かなど、比較するポイントはたくさんあります。住宅の質はハウスメーカーと工務店のどちらかを選んだ時点で事実上決まります。

ハウスメーカーと工務店の比較ポイント

工務店は従来の大工棟梁が住宅を始めとする建築を施工するために組織されたものがほとんどです。施主の要望に応じた良質の建築を建ってることを目的とし、地元を中心に工事を請け負っています。営業や設計よりは、品質の良い建築を造る施工技術を得意としています。

ハウスメーカーはプレハブ小屋を作る会社から始まりました。その後の高度経済成長期に本格的に住宅市場に参入し、プレハブの他、2×4、在来工法、鉄筋コンクリートパネル工法のメーカーが次々と参入しました。資本主義の理念を前面に掲げ、会社と株主の利益を高めることを目的としています。

アフターフォローで選ぶなら工務店?

ハウスメーカーの住宅購入後のアフターフォローは淡白です。建築後も建て主と深く関わりたいと考えるメーカーは少なく、定期的な点検も形だけの場合がほとんどです。クレームがついた場合は契約書を根拠に、なるべく自社の不利益になる補修などには関わらないのが基本姿勢です。

工務店は地元に根付いた組織です。地元の顧客を何よりも大切にし、義理人情を重んじます。浮気をしないで依頼した工務店を頼り続ければ、裏切られることはありません。アフターフォローは万全です。増改築やリフォームへの対応は、職人が責任を持って対応します。

工務店のアフターフォローと保証について

工務店のアフターフォローは定期的なものではなく、必要が生じた場合に行われます。必要の無い点検等は行わない場合が多く、不都合が生じた場合に適切な対応が行われます。アフターフォローは別組織に外注することの多いハウスメーカーと違って、自社又は直属の職人が対応します。

保証に関して契約を結ぶことはほとんどありませんが、慣例的な義理人情で対応してくれます。明らかに施工側に非がある場合は、契約書に記載がなくても施工者の負担で補修を行ってくれます。設備機器の取替えも、通常の市場価格よりも安く販売してくれます。

まとめ

住宅を購入する場合、ハウスメーカーと工務店のどちらを選んだら良いかの参考になったでしょうか。高い技術力を持ち、品質の良い住宅を提供してくれるのはハウスメーカーです。しかし、その高い技術を使う目的は自社の利益のためで施主のためではありません。地元に根ざした大工組織は信用できます。

外壁洗浄をプロに依頼するメリット・デメリット

建物の外壁は、時間の経過とともに汚れてしまいます。その汚れは、見た目が汚くなるだけでなく塗装を劣化させてしまうので、できるだけ早くきれいにする必要があります。

しかし自分で高圧洗浄機などを使用して、行うと塗装をはがしてしまうことがあります。塗装がはがれてしまうと、建物を守る機能がなくなるためプロに依頼することが無難です。

プロに依頼する場合にかかる相場は?

外壁洗浄をする際に、プロに依頼することは自分で行うよりも高くなることは当然です。しかし、安全に行うためにはとても重要なため、費用の相場を知っておく必要があります。

費用は主に、人件費と工事費でなっており、工事費には洗浄料金だけでなく足場代や養生代などさまざまなものが含まれます。相場としては平屋と2階建てなどでは必要な足場なども違ってくるため、費用が違います。平屋では3から5万円ほど、2階建てであれば15万円前後が相場になります。しかし、これは延床面積が大きければ、料金もそれに比例して大きくなるので注意しましょう。

注意したい外壁洗浄会社の共通点

外壁洗浄をする時は、施工会社を選ぶ際に注意しなればいけないことがあります。その一つが、きちんとしている見積もりであるかということです。汚れの状態は、建物により違いが大きなものになります。

見積りを行う際には、必要以上に高額な料金を提示してくる業者もいるため、複数の業者で見積もりを取ることも大切になります。また安さだけで判断することも危険なことであり、失敗する原因になります。安い場合には、当日になりオプションを付けたりして高額な費用を請求する業者、施工がいい加減な場合もあるため、見積りはしっかりと確認しましょう。

信頼できる外壁洗浄会社を選ぶには

信頼できる外壁洗浄会社を選ぶには、経験が豊富な業者を選ぶことが重要になります。実績などが豊富であったり、口コミなどで評判のいい業者は、実績や評判を得るだけの技術があるので、信頼することができるといえます。

また購入後のアフターフォローを行っている業者も、信頼することができます。洗浄する際には、高圧洗浄機などで汚れを落とすことになりますが、場合によっては塗装をはがしてしまうことがあります。塗装がはがれてしまうと、雨漏りの原因などになるため、購入後もアフターフォローをしっかりとしている業者を選ぶようにしましょう。

まとめ

このように、外壁洗浄は自分で行うのではなく、プロに任せることで安全にしっかりと行うことができます。しかし、中には注意しなければいけない業者もあるため、購入後のアフターフォローなどもしっかりと行っている業者を選ぶようにして、失敗しないようにしましょう。

高圧洗浄機での外壁洗浄のメリット・デメリット

家の外壁をきれいにしたいというニーズをかなえるために、きれいに洗浄をする方法として増えているのが高圧洗浄機が使うことです。ただ実際に高圧洗浄機を使うときに様々な種類があるのと、購入後のアフターフォローやメリットデメリットをあまり知らない人が多いです。そこで改めて高圧洗浄機とは何なのかをおさらいすることが大事です。

高圧洗浄機の種類について

高圧洗浄機の種類においては電気式とガソリンエンジン式の2種類に分かれます。ガソリンエンジン式は自動2輪に搭載するエンジンを改良して使う従来型です。
ガソリンを入れて使うので長時間の使用と高出力が可能ですが、ただガソリンは可燃物であるため基本的には業務として専門の業者が使うことになります。そして一般家庭に普及させるきっかけとなったのが電気式であり、これは水を噴射する力を電気を使って噴射する仕組みです。
ガソリンと違い内蔵されているバッテリー充電式なので、どこでも持ち運びが可能であるため出力は落ちても手軽につかえることが強みです。

高圧洗浄機の使い方と汚れの落とし方のコツ

高圧洗浄機の使い方は、まずガソリン式はガソリンを入れてそして電気式はバッテリーの中に電気を注入しておきます。そして蛇口に専用のノズルを取り付けて水を流すか、蛇口からの水が届かないポイントであれば大型のバケツに水を入れて運びその水の中に専用ノズルを入れて吸い上げます。そして吸い上げた水を本体機器に接続した噴射口をまわして水を出すと勢い良く流れます。その勢い良く流れる水を水が重力で落ちる力を利用して、上から下に落ちるように流すことによって汚れが別の場所に移ることを防ぐのできれいに落とすことが出来ます。

高圧洗浄機での外壁洗浄のメリット・デメリット

高圧洗浄機での外壁洗浄のメリットは手作業では届かないことで出来ないポイントや頑固な汚れでも洗えることに加えて、あまりにも頑固な汚れを落とすときには洗浄液を使う必要がありますが基本は水だけなので家周辺環境の負荷が少ないです。
逆にデメリットとしては、壁の材質があまりにも劣化しすぎていると高圧洗浄機の水の勢いによってはがれてしまう恐れがあるのと、小型化に成功しているといっても大型の掃除機並の大きさなので収納場所に困ることです。
そのため一度別の場所で使って家の現在の材質でも大丈夫なのかをした確認し、さらには購入前に収納できる場所があるのかを確認することが大事です。

まとめ

家をきれいにしたニーズによって購入する人が増えていますが、ただ実際に購入するにも平均価格で安いもので1万円から5万以上かかります。そのため高い買い物だからこそ、購入後において壊れたときのアフターフォローがしっかりしているところを選ぶことが望ましいです。

ブラシ・スポンジでの外壁洗浄のメリット・デメリット

家を購入後、目立ってくるのが外壁の汚れです。外壁汚れの大半は都市型汚れと呼ばれる汚れを指します。初めは塗料が汚れから守ってくれますが、年々その耐久性は落ち防汚機能が切れてしまいます。アフターフォローの対象になっていれば問題はありませんが、それでもこまめにブラシやスポンジで洗浄すると持ちが違ってきます。

使用する外壁洗浄剤について

外壁洗浄剤は今やホームセンターで簡単に入手できるようになりました。使いやすく、値段の手頃なものも豊富に揃っています。外壁についた埃や水垢、排気ガスによる汚れ等を落としてくれるものは、塗布してブラシやスポンジ等でこするだけの簡単仕様です。また外壁やブロック塀等に付着した苔やカビを除去してくれるものは、スプレーするだけで水洗い不要です。それら全ての汚れを一気に落としてくれるものやモルタルやサイディング・テラゾーのような人工大理石・ブロック塀・墓石等にも使える万能クリーナーもあります。用途によって使い分けできるので、最適なものを選びましょう。

ブラシ・スポンジでの外壁の汚れの落とし方のコツ

汚れを落とす前に必ずホースの水で埃や簡単な汚れは洗い流してしまいましょう。手の届かない上部は水圧を強めにすると落としやすくなります。水洗いで落ちなかった箇所の汚れにブラシやスポンジを使用します。壁によっては強く擦ると外壁を傷めてしまう恐れがあるので、洗浄する際は洗車用の柔らかい素材のブラシやスポンジを使用し、出来るだけ強く擦らず優しく汚れを落としていきます。苔や藻の付着物は中性洗剤をぬるま湯で薄め、その液を塗布してブラシで擦ります。落ちにくい場合は塗布して時間を置き、再度擦って洗い流します。洗剤が残るとそれが原因でサビや変色を起こすことがありますので洗浄後はしっかりと水で洗い流しましょう。

ブラシ・スポンジでの外壁洗浄のメリット・デメリット

ブラシやスポンジでの外壁洗浄のメリットは、なんといっても手軽にできることです。洗浄剤もそこまで成分が強くなく、また高額ではないので初心者にも簡単に扱うことができます。ブラシやスポンジも洗車用のものを使用すればいいので、新たに高いもの買い揃える必要もなくホームセンターで手軽に揃えられ、簡単に綺麗にすることができます。
デメリットは、ひどい汚れや隅々の汚れ、高所の汚れを取りきることができません。こまめに洗浄を行っていてもどうしてもひどい汚れは付着してしまうものです。そんな時は高圧洗浄機の使用やプロにお任せするなど、用途によって使いわけて下さい。

まとめ

外壁洗浄は建物の寿命をのばします。家を購入後には定期的なメンテナンスを行い、致命的な汚れになる前にこまめに掃除をして綺麗に保ちましょう。脚立を使って高い所を洗浄する時は注意して作業にあたって下さい。無理はせず、難しい箇所はアフターフォローの万全な専門業者に任せしましょう。

やっぱり綺麗な方がいい?外壁の汚れを洗浄する必要性と効果は?

マイホームの購入後には外壁の汚れにも気を配ることをおすすめします。壁の汚れは見た目の美しさに関わるだけではなく、家の内部の劣化にも繋がってしまうからです。家を綺麗に長持ちさせたいと思った時には定期的に汚れを落としメンテナンスをする様にしましょう。メンテナンスの方法は自分でやるほかにプロに任せる方法があります。

外壁を洗浄する必要性は?

外壁を洗浄する必要性は汚れを落として見た目をよくするという以外に耐久性を上げるためという理由があります。最近の外壁は湿度を適度に保つなど機能性の高い外壁が登場していますが汚れをそのままにしておくとせっかくの効果も薄れてしまう事があります。

外壁の汚れを放置しておけば次第に汚れが壁に浸食してしまうこともあるため耐久性が落ちてしまい劣化が早まってしまうこともあります。劣化した壁は外だけではなく建物の内部の劣化まで進行させてしまうこともありますので出来るだけ早めに汚れを洗浄するようにすると良いでしょう。

外壁を洗浄する効果について

外壁を洗浄する効果は汚れが落ちることで建物の見た目が綺麗になる事があげられます。壁に落書きがある場所とない場所では治安にも差がでるという研究結果がありますので、治安の面からも壁を綺麗にしておくことをおすすめします。

購入後のアフターフォローがある場所ならば良いですが、壁の汚れは建物内部への劣化にも関わる問題なので中古アパートやマンションなどを購入する場合に注意しておきたいポイントにもなります。気持ちの面でも綺麗な方が気分が良いものですし、建物を長持させたい為にも汚れは早く落とすことが大切です。

外壁を洗浄する3つの方法

外壁を洗浄するやり方には大きくわけて3つの方法があります。一番簡単な方法にはブラシやスポンジを利用して自分で壁を洗浄する方法です。ブラシなどを利用した方法は汚れが比較的深刻化してない時には楽に汚れを落とす事も可能ですが、なかなか落ちない汚れを落としたいと思った場合には高圧洗浄機を使うとよいでしょう。広い範囲の汚れを簡単に落とすことができる便利なアイテムです。

自分で行うのは難しい場合にはプロの専門家に任せるのが良いでしょう。外壁の種類によっては洗剤や水圧などに気を配らなければなりませんがプロに任せればその必要性もありません。アフターフォローに力を入れている場所がおすすめです。

まとめ

マイホームを美しく長持ちさせたいと思った場合には壁の汚れを落とすことが大切です。汚れがしつこくない場合にはブラシや 高圧洗浄機を利用して自分で落とす事もできます。自分で行うことが難しい場合にはプロに任せるのがおすすめです。いずれも早めに対処することが大切です。

瑕疵担保責任があれば!10年以内の瑕疵は無償で修理!

新築住宅を購入する際、「もし欠陥があったらどうしよう」と考える方は少なくないと思います。住宅の購入は一生に一度、購入後数十年と付き合っていくものです。

業者によってアフターフォローはまちまちです。もし悪徳業者でそれらを無視するような業者に当たってしまったとしても、諦めてはいけません。

10年以内の瑕疵は無償で修理可能

新築住宅を供給する業者は、住宅の引き渡しから10年間は瑕疵担保責任が義務づけられています。そのため、悪徳業者であっても引き渡し後10年間は瑕疵による修理は無償で行う必要があります。これは品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)により規定されており、それらを無視する業者は罰せられます。

この法律は、後から欠陥が発覚しやすい新築住宅に着目した法律で、アフターフォローを無視する悪徳業者を防止し、購入者を守るためにあります。

住宅の瑕疵担保責任の範囲は?

それでは住宅の瑕疵担保責任はどの範囲で適用されるのでしょうか。瑕疵担保責任法では、構造耐力上主要な部分および雨水の浸入を防止する部分が担保責任の範囲としています。

構造耐力上主要な部分は木造の場合、小屋組、屋根板、斜材、壁、横架材、柱、床版、土台、基礎などです。雨水の浸入を防止する部分は木造の場合、屋根、開口部、外壁などが当たります。鉄筋コンクリートの場合、基礎杭や配水管なども対象となります。

新築住宅の保険制度について

瑕疵担保責任は購入後10年以内の瑕疵については業者が無償で修理しなければならないという、購入者を守る制度です。しかし、もし業者が倒産してしまった場合、どうすれば良いのでしょうか。

住宅瑕疵担保責任保険は、瑕疵が判明した際に業者に支払われる保険金で、もし購入業者が倒産して支払えない場合は、瑕疵の補修にかかる費用を保険法人に対し直接請求することができます。この保険制度は業者と購入者双方を守る制度です。

住宅を建てる時に確認したい!あるといいアフターフォロー4つの内容

住宅を建てるには大きな費用が必要になり、失敗のできない買い物になります。そのため、住宅を購入後のアフターフォローも重要なものであり、きちんと確認したいものです。

住宅を建てるときは、きちんと工事をされていることは当然です。しかし、そのあとの対応もしっかりとしている業者を選ぶことも、重要なことになります。

定期点検やメンテナンス

住宅を建てるのは建てたらもうおしまいというわけでなく、その後のアフターフォローがとても重要になります。購入後、時間が経つにつれておかしい点やその後に出てくる不具合などが発生したりします。

定期点検やメンテナンスは、住宅を建てた後に安心して住むために重要なものであり、しっかりとアフターフォローを行っている業者を選びましょう。定期点検やメンテナンスをすることで、住宅の状態を良く保つことができます。

緊急トラブルの対応

住宅を建てた後には、何も異常が発生しないということはほとんどなく、大なり小なり問題が発生するものになります。そのようなとき急ぐ必要がなければいいですが、緊急時のトラブルがある場合には、どこに連絡をすればいいんか迷ってしまいます。

アフターフォローがしっかりしている業者であれば、そのような緊急時のトラブルの際に連絡をすれば対応してもらうことができます。緊急時のことをも考えて業者を選ぶようにしましょう。

長期保証や長期点検について

定期点検などはほとんどの場合には、一年から二年程度になります。大きな費用が掛かっている住宅であるため、それ以後も点検やメンテナスを行い良い状態を保ちたいものです。そのようなときに、長期保証や長期点検があると安心できます。

有料になることがほとんどですが、長期保証をしてもらえることで万が一の際も安心できます。また長期点検を行うことで、不具合などを早めに発見できるので早期修復が可能になります。