失敗しない!住宅ローンを選ぶポイント

住宅ローンを組む金融機関を選ぶポイントとして、一般的に金利の低いところが選ばれますが、それ以外にも見落としがちなのが諸費用です。
又、金融機関を選ぶ際に気を付けたいのが、総返済額です。
金利が安くてもトータルで考えると他の金融機関のほうが安かった、というケースもありますので、しっかりシミュレーションを行う事をお勧めします。

住宅ローンの金利タイプを選ぶには

住宅ローンの金利は、大きく分けて変動と固定に分けられます。
どちらにもメリットがあり、どちらが良いということは一概には言えず、どのような返済予定かによってどちらのメリットが大きいかは異なります。

変動を選ぶメリットは金利の低さにありますが、経済状況の変化により大きく上昇する可能性があるため、総返済額が読めないというデメリットがあります。
逆に固定の場合は変動がないため、ローンを組む時から総支払額が読めているため、安心して返済を始めることができますが、一般的に金利は高めに設定されている点に注意が必要です。

「総返済額」を必ずチェック

住宅ローンを取り扱っている金融機関では、必ずシミュレーターと言って、融資を受ける条件を入力すると総支払額やボーナス返済額、月々の支払額や諸費用などが算出される機能がWEBサイトにあります。
住宅取得にかかる金額がわかっている場合は見積書などを参考に一度シミュレーションしてみることをお勧めします。

その場合、一つの金融機関だけでなく、いくつかの金融機関でシミュレーションをすることをお勧めします。
金融機関によって融資手数料や団体信用保険にかかる費用の有無などの諸費用は大きく異なるため、それだけで総返済額が大きく変わってくるためです。

総返済額だけでない、「+α」の特典やメリットをチェック

融資を受ける金融機関を選ぶ際には、総返済額はもちろん最重要項目ですが、金融機関によってユニークなサービスを提供していることがありますので、上手に利用してお得にローンを返済することができます。

例えば、住宅ローンを組んでいる場合、口座預金の手数料が無料になったり預金金利が上乗せされるなど、預金する際のメリットが享受できるサービスを行っている金融機関があります。

又、繰り上げ返済をする予定がある方は、返済時にかかる費用の有無も確認する必要があります。
返済可能な最小金額も金融機関により異なるので、少額から手数料無料で返済できる金融機関がおすすめです。

まとめ

住宅ローンを利用して融資を受ける際には金利の低さはもちろんの事、諸費用を加味した総返済額ができるだけ安い金融機関を選ぶのが得策です。
その他、繰り上げ返済を有利に進めることができる金融機関もありますので、早期に返済を終えたい方にお勧めします。

知ってた?住宅ローンの融資可能金額の決定方法

家を購入する場合は、多くの人が住宅ローンを利用しています。住宅ローンを利用する場合、審査が必要になります、必ずしも審査に通るとは限りません。審査に通るためには一定の条件をクリアしなければならないのです。

では、どのような条件の時に審査を通すことができるでしょうか。事前に審査が通りやすい条件について知っておきましょう。

融資可能な金額と年収・勤務先の関係性

住宅ローンの審査を通すためには、融資可能な金額と年収、そして勤務先が関係あります。いくらでもお金を貸してくれるわけではありませんので、まず、現在勤めている収入が問題になります。融資可能額は年収の8倍から10倍位が一般的になります。例えば年収が300万円の人であれば、2400万円から3000万円位が融資可能額と考えて良いでしょう。

また、都市銀行から借りる場合には、大企業であることが条件の場合が多くあります。地方銀行の場合でも、正社員であることが必要です。

融資可能な金額と自己資金について

融資を決定する場合は、勤務先や収入以外にも自己資金が重要になります。自己資金とは、事前にどれだけのお金が用意できるかという内容です。所謂、頭金がこれに当たるわけですが、頭金は多ければ多いほど毎月の返済の負担が少なくなりますし、審査に通りやすくなります。

頭金0円の住宅ローンもありますので、頭金がなくても借り入れすることは可能です。ただし、多少審査が通りにくくなります。

融資可能な金額と物件の担保力について

住宅ローンは、有担保ローンと言われています。有担保ローンは、担保がないと借り入れをすることができないのです。建売住宅の場合は、その建物や土地を担保に入れます。つまり、物件価格が低ければ、借り入れ額も下がってしまうということです。逆に、物件価格が高ければ、その分借入額が高くなります。

もちろん、借入額が高いからといって、必要以上に借り入れをしてしまうと返済することが困難になる可能性がありますので、気をつけましょう。

まとめ

融資可能額が高く出たからといって気持ちが大きくなってはいけません。現在のご自身の状況をしっかりと見つめて、無理なく返済できる金額を借り入れる事をおすすめします。