知ってた?住宅ローンの融資可能金額の決定方法

家を購入する場合は、多くの人が住宅ローンを利用しています。住宅ローンを利用する場合、審査が必要になります、必ずしも審査に通るとは限りません。審査に通るためには一定の条件をクリアしなければならないのです。

では、どのような条件の時に審査を通すことができるでしょうか。事前に審査が通りやすい条件について知っておきましょう。

融資可能な金額と年収・勤務先の関係性

住宅ローンの審査を通すためには、融資可能な金額と年収、そして勤務先が関係あります。いくらでもお金を貸してくれるわけではありませんので、まず、現在勤めている収入が問題になります。融資可能額は年収の8倍から10倍位が一般的になります。例えば年収が300万円の人であれば、2400万円から3000万円位が融資可能額と考えて良いでしょう。

また、都市銀行から借りる場合には、大企業であることが条件の場合が多くあります。地方銀行の場合でも、正社員であることが必要です。

融資可能な金額と自己資金について

融資を決定する場合は、勤務先や収入以外にも自己資金が重要になります。自己資金とは、事前にどれだけのお金が用意できるかという内容です。所謂、頭金がこれに当たるわけですが、頭金は多ければ多いほど毎月の返済の負担が少なくなりますし、審査に通りやすくなります。

頭金0円の住宅ローンもありますので、頭金がなくても借り入れすることは可能です。ただし、多少審査が通りにくくなります。

融資可能な金額と物件の担保力について

住宅ローンは、有担保ローンと言われています。有担保ローンは、担保がないと借り入れをすることができないのです。建売住宅の場合は、その建物や土地を担保に入れます。つまり、物件価格が低ければ、借り入れ額も下がってしまうということです。逆に、物件価格が高ければ、その分借入額が高くなります。

もちろん、借入額が高いからといって、必要以上に借り入れをしてしまうと返済することが困難になる可能性がありますので、気をつけましょう。

まとめ

融資可能額が高く出たからといって気持ちが大きくなってはいけません。現在のご自身の状況をしっかりと見つめて、無理なく返済できる金額を借り入れる事をおすすめします。