知っておきたい!住宅ローンを借りるまでの手続きの流れ

建売住宅を購入する場合、一括でお金を支払う人は少なく、多くの人は住宅ローンを組むことになります。住宅ローンは、申請をした当日や翌日に審査結果が出るわけではありません。基本的に金額が大きいので、審査に通り、借り入れするまでは時間がかかります。

では、住宅ローンを借り入れどのような流れになるでしょうか。

住宅ローンの審査に必要な書類

建売住宅の中で欲しい住宅が決まれば、住宅を仮予約して、住宅ローンの審査に必要な書類を揃える必要があります。その前に、自動車ローンや消費者金融からの借り入れがないか不動産会社から聞かれます。もし、多額のローンの支払い途中の場合には、審査に通らないため、書類を揃えても無駄になるからです。

書類は、住民票や免許証や保険証のコピー、課税証明書、数ヶ月分の給料明細、そして前回の源泉徴収票です。いざと言うときのために、源泉徴収票は無くさずとっておきましょう。

申し込みする銀行への打診について

住宅ローンを組む予定の銀行には、事前にローンを借り入れすることができるか打診をします。打診は、別名仮審査とも言います。つまり、打診をして、そこで問題がなければいよいよ本審査になります。

それが通れば、ローンの借り入れが可能になるのです。そもそも打診でうまくいかなければ、本審査に通らないので、借り入れのステップとして必要なのです。打診する場合、銀行に行ってローン相談会などを行う必要があります。

審査にかかる期間は?

初めてローンを借り入れする場合には、結果が出るまでどれくらいの期間になるか気になるところです。ローンが通るかどうかの期間は、金融金融によって異なるものの、長く見て一カ月ぐらいと考えておいたほうがいいでしょう。短い場合は、2週間ぐらいになります。

この期間の違いは、時期によっても異なります。12月から3月の繁忙期であれば一カ月ぐらいはかかると考えておいたほうがいいでしょう。出来るだけ早く結果を知りたいならば、閑散期を狙うべきです。

まとめ

住宅ローンの審査のポイントは、金融機関によって異なるものの、9割以上の機関が融資を行う際の審査項目にしている項目は、「完済時年齢(98.8%)」「健康状態(97.6%)」「借入時年齢(97.6%)」「担保評価(97.2%)」「勤続年数(97.2%)」「年収(94.4%)」「連帯保証(93.5%)」が挙げられています。金融機関としては、しっかりと返済してもらえる方を選ぶ事を考えると頷ける結果かと思います。

http://www.mlit.go.jp/common/001174891.pdf

(参照:国交省 平成28年度 民間住宅ローンの実態に関する調査 結果報告書)