建物の外壁は、時間の経過とともに汚れてしまいます。その汚れは、見た目が汚くなるだけでなく塗装を劣化させてしまうので、できるだけ早くきれいにする必要があります。
しかし自分で高圧洗浄機などを使用して、行うと塗装をはがしてしまうことがあります。塗装がはがれてしまうと、建物を守る機能がなくなるためプロに依頼することが無難です。
プロに依頼する場合にかかる相場は?
外壁洗浄をする際に、プロに依頼することは自分で行うよりも高くなることは当然です。しかし、安全に行うためにはとても重要なため、費用の相場を知っておく必要があります。
費用は主に、人件費と工事費でなっており、工事費には洗浄料金だけでなく足場代や養生代などさまざまなものが含まれます。相場としては平屋と2階建てなどでは必要な足場なども違ってくるため、費用が違います。平屋では3から5万円ほど、2階建てであれば15万円前後が相場になります。しかし、これは延床面積が大きければ、料金もそれに比例して大きくなるので注意しましょう。
注意したい外壁洗浄会社の共通点
外壁洗浄をする時は、施工会社を選ぶ際に注意しなればいけないことがあります。その一つが、きちんとしている見積もりであるかということです。汚れの状態は、建物により違いが大きなものになります。
見積りを行う際には、必要以上に高額な料金を提示してくる業者もいるため、複数の業者で見積もりを取ることも大切になります。また安さだけで判断することも危険なことであり、失敗する原因になります。安い場合には、当日になりオプションを付けたりして高額な費用を請求する業者、施工がいい加減な場合もあるため、見積りはしっかりと確認しましょう。
信頼できる外壁洗浄会社を選ぶには
信頼できる外壁洗浄会社を選ぶには、経験が豊富な業者を選ぶことが重要になります。実績などが豊富であったり、口コミなどで評判のいい業者は、実績や評判を得るだけの技術があるので、信頼することができるといえます。
また購入後のアフターフォローを行っている業者も、信頼することができます。洗浄する際には、高圧洗浄機などで汚れを落とすことになりますが、場合によっては塗装をはがしてしまうことがあります。塗装がはがれてしまうと、雨漏りの原因などになるため、購入後もアフターフォローをしっかりとしている業者を選ぶようにしましょう。
まとめ
このように、外壁洗浄は自分で行うのではなく、プロに任せることで安全にしっかりと行うことができます。しかし、中には注意しなければいけない業者もあるため、購入後のアフターフォローなどもしっかりと行っている業者を選ぶようにして、失敗しないようにしましょう。
高圧洗浄機の種類においては電気式とガソリンエンジン式の2種類に分かれます。ガソリンエンジン式は自動2輪に搭載するエンジンを改良して使う従来型です。
高圧洗浄機での外壁洗浄のメリットは手作業では届かないことで出来ないポイントや頑固な汚れでも洗えることに加えて、あまりにも頑固な汚れを落とすときには洗浄液を使う必要がありますが基本は水だけなので家周辺環境の負荷が少ないです。
外壁を洗浄する必要性は汚れを落として見た目をよくするという以外に耐久性を上げるためという理由があります。最近の外壁は湿度を適度に保つなど機能性の高い外壁が登場していますが汚れをそのままにしておくとせっかくの効果も薄れてしまう事があります。
外壁を洗浄するやり方には大きくわけて3つの方法があります。一番簡単な方法にはブラシやスポンジを利用して自分で壁を洗浄する方法です。ブラシなどを利用した方法は汚れが比較的深刻化してない時には楽に汚れを落とす事も可能ですが、なかなか落ちない汚れを落としたいと思った場合には高圧洗浄機を使うとよいでしょう。広い範囲の汚れを簡単に落とすことができる便利なアイテムです。
住宅の外壁は時代とともに変わって行きます。100年ぐらい昔であれば、土壁や板壁などの住宅が種類でした。コンクリートなどを使った建物はごく一部だけでした。ですが、時代の流れとともに、外壁材も大きく変化を遂げて、モルタルやサイディングができました。
塗り壁は、日本の伝統的な家屋で使われていた外壁になります。漆喰と言われる物がこれに当たります。お城などを見ると、壁が真っ白になっていますが、これが漆喰になります。漆喰は、二酸化炭素が時間をかけて壁に結びつくことで頑丈になりますので、かなり長い間利用することができます。