購入前に知っておきたい 建売住宅のアフターサービスについて

建売住宅を購入する場合、ほとんどの人が人生で一番高い買い物のはずです。高い買い物であればなおさらその保証をはじめとするアフターサービスが重要になるのではないでしょうか。そこで、どのような保証があるでしょうか。ハウスメーカーや工務店の建売住宅のアフターサービスや保証内容について説明をしていきます。

建売住宅のアフターサービスについて

戸建てのアフターサービスとしては、基本的には工務店やハウスメーカーによってその内容は異なります。保証という意味でのアフターサービスは、その耐用年数の範囲内でないと成立しません。例えば、電気製品で言うならば、20年も30年も保証しているところはありません。長くて5年ではないでしょうか。

木造建売住宅も同じで、およそ30年という耐用年数を考えると、せいぜい10年程度のサービスになることがほとんどです。ただ、建物の耐久性に自信がある工務店の場合には、20年以上のサービスを設けている会社も珍しくはありません。

無料と有料の点検サービスがある

住宅のアフターサービスはすべて無料の場合もありますが、その場合は期間が短く設定されています。住宅も建築してから5年以上経過するとあらゆる部分で問題が生じる可能性があるのです。そのように考えると、無料のアフターサービスは期限が決められている可能性が高くなります。

例えば、最初の5年間は、屋根の点検や外壁の点検などを無料で行い、修理も無料で行ってくれる所もありますが、5年を経過すると、住宅の質は関係なしで劣化しますので、ほとんどのハウスメーカーや工務店は有料の修理になります。20年を過ぎると、点検サービスも有料になるところが多いです。

建売住宅の購入は自己責任!納得のいく買い物を

戸建て住宅を購入する時は、すべて自己責任になります。安い建売住宅を購入しても、全くアフターサービスが付いていないところもありますし、定期点検も最初から有料の所もあります。中には、故障をしていないのに故障をしたことにして修理をし、そこから利益を吸い上げようとする悪質な業者がないわけでもありません。

そうならないためにも、格安の住宅には注意をすることです。格安にするということは、それなりの理由があります。会社としても、理由なしに格安にすることはまず考えにくいでしょう。その理由を調べることも大事です。

まとめ

いかがでしたか。このように、建売住宅を購入する場合でも、保証やアフターサービスが重要になります。本体価格が安くてもその後の保証にお金がかかる場合もありますので、事前によく調べることが大事になります。本体価格が高くても、完全無料の会社の方が安心できることもあります。