建売住宅の建物価格 平均的な坪単価はどれくらい?

建売住宅の価格は、注文住宅と違い土地と建物との総合計で示されています。したがって建物の価格が曖昧で、実際にこの建物でこの設備で価格が適切なのかどうかわかりません。最終的に土地も買う訳だから総額は同じという意見もあります、しかし不適切な価格であるならば割高な状態で購入する訳でやはりその価格ははっきり確認したいものです。

建売住宅の建物価格が不明!消費税から計算を

そこで建物価格を見つける方法があります。建売住宅は土地と建物の合計金額でほぼ価格を設定していますが、そのうち消費税については土地には係らず、建物についてのみ必要となります。よって消費税8%なので仮に消費税が120万円ならば8%で割ってやると住宅価格は1500万円となります。またアバウトな方法ではありますが、近隣の土地の相場から土地の価格を推測してやれば大まかな建物価格は推測できます。

建売住宅の建物価格の坪単価はどれぐらい?

このような方法で建物価格が分かれば坪単価は簡単に計算できます。面積で割ってやればよいだけです。先ほどの1500万円の建物であれば、その家が面積30坪ならば坪単価は50万円となります。しかしただ単純にこれら単価を比較したのでは意味がありません。実際大切になるのは、その坪単価には何が含まれており、何が含まれてないか、これをはっきりと確認することが後悔しない為に非常に重要です。

建売住宅の坪単価のチェックポイント

この坪単価は総価格を面積で割ったものですが、最初の総価格になにが含まれているか、含まれてないかを知ることが坪単価のカラクリを知るのに大切です。何を含むか含めないかは業者によってバラバラだからです。一般に外構工事や照明器具、カーテンなどは本体の建物価格には含めません。また水道の新規の加入金や浄化槽の申請費用なども含んでいません。このように坪単価が仮に安くとも。後から必要な費用はたくさんあるのです。