FP資格を持ったハウスメーカー・工務店の営業マンへの住宅ローン相談について

家を買うとなるとかなり多額のお金が動くことになります。住宅ローンを組むことになり、将来にわたって大きな影響がある選択となるのです。そのため、間違いがない選択ができるように情報をしっかり得ておく必要があります。そこで豊富な知識があるFPであるハウスメーカー・工務店の営業マンのかかわりが重要になります。

FP資格を持ったハウスメーカー・工務店の営業マンに住宅ローンの相談をするメリット

FP資格を取得する際には、住宅ローンの仕組みをはじめとした様々な知識を学ぶことになります。ライフプランを考えること、家を建てるうえで重要になってくる保険の在り方、不動産に対する様々な知識を持っているという一つの目安になります。

ハウスメーカーや工務店では単に家を建てるという事を重視したお勧めをしがちですが、FP資格を持っている人であれば家だけを見るのではなく、その周辺の知識も合わせたうえでの提案が見込めます。失敗しない家の購入をしたいという方にはこうした提案の仕方にメリットを感じることが多いでしょう。

FP資格を持ったハウスメーカー・工務店の営業マンに住宅ローンの相談をするデメリット

FPの資格を持ち、それにふさわしい知識を持っている営業マンであっても、それを生かした提案をしてくれるかどうかという事は個人差があります。やはりハウスメーカーや工務店に所属しているという事は、その組織の利益を重視する傾向があるからです。

より良い提案が他にあるとしても、そのメーカーで提供できないものであれば提案につながりにくいといえます。オプションなどを付けてもらいたいという気持ちがありますから、多少住宅ローンの負担が重過ぎる状況でもさらなる借り入れを進めるかもしれません。こうしたデメリットがあることは認識しておきましょう。

FP資格を持ったハウスメーカー・工務店の営業マンへの相談が向いている人

FPの資格を持った人はそれなりに知識が豊富です。建築だけではなくこれからの暮らしについて幅広い要素を考えて家づくりをしたいという方は、資格を持った営業マンへ相談することが有効でしょう。自分で映えられない広い知識をもとに相談に乗ってもらえます。

また、このメーカーで家を建てたい、というはっきりとした希望がある方も向いています。他社との比較でより良いものを進めることは困難でも、そのメーカーで最善の提案をしてくれる可能性は高いからです。メーカーを選んでからFP資格のある営業マンにじっくり相談をしてみるというのが良いでしょう。

まとめ

これから建てる家や負担していく住宅ローンは今後の生活を大きく左右する重要なポイントです。そこでより良い選択ができるように、しっかり相談をしていきましょう。FP資格がある営業マンであれば、それなりに知識があるといえるので、わからないことは積極的に質問してみましょう。