購入後も見直しが必要!?住宅ローンの見直しポイント

住宅ローンは、ハウスメーカーや不動産会社におすすめされた金融機関で借りて、それ以後は毎月返済していくだけという人が多いようです。しかし、住宅ローンは購入後も定期的に見直しをして、適切なメンテナンスをしていくことが重要になります。ここでは、住宅ローンをメンテナンスするための手順を紹介します。

住宅ローンに必要な現状把握

住宅ローンでは、毎月自動的に引き落としがされていくので、年月が経過していくにつれて、どのようなローンを組んでいたかということを忘れがちになります。まずは、返済期間、金利、残高などの条件を確認して、現状把握をするところから始めましょう。
年に1度は金融機関から返済予定表が送られてくるはずなので、目を通しておきましょう。固定金利選択型や変動金利の場合には、金利が変わるたびに送られてくるはずです。

住宅ローンの見直しが必要な理由

住宅ローンでは、多くの人が、定年退職をする前に完済したいと考えます。老後の年金収入から返済していくのは大変だからです。繰り上げ返済をする予定だった人は、そのプランの通りに返済ができているかを定期的に確認しなければなりません。
また、住宅ローン商品もサービス競争時代となっており、年々新しいサービスが登場しています。借り換えをすることで大きく返済総額を節約できるかもしれません。

今後の家計と併せた住宅ローンの確認ポイント

動金利型の場合には、5年ごとに返済額の見直しが行われます。もしこの期間に金利が上昇していると、6年目からは返済額が大きくアップしてしまうこともあります。また、固定金利選択型などで、一定期間の金利引き下げが適用されていた場合には、金利引き下げがなくなることで、大きく負担が上がることもあります。
返済額が増えたとして、今後も余裕を持って返済をしているか検討しておき、もしも返済が苦しくなるのだとしたら、早いうちに対策を考えておかなくてはなりません。