注意しよう!建売住宅の標準仕様とオプション工事

建売住宅を購入するならば、標準仕様とオプション工事について知っておくべきです。標準仕様だと思っていたものがオプションの場合もあります。そうすると、費用も余分にかかるため、のちのちの資金計画が大きく狂ってしまいます。

では、戸建て住宅の標準仕様とはどこまででしょうか。また、どのように確認をするべきでしょうか。

建売住宅の標準仕様とは何が含まれる?

建売住宅の標準仕様の範囲が事前にわかれば、戸建てのオプション工事をする必要も無くなります。実は、どこまでが標準でついているかは、ハウスメーカーや工務店によって異なります。坪単価が高いハウスメーカーや工務店の建売住宅の場合は、必要なものは全てオプションでついていますので、わざわざオプション工事をする必要もありません。

ですが、坪単価が安いハウスメーカーや工務店の建売住宅は、網戸や雨戸、シャッターまでがオプション仕様になります。出来るだけオプション工事にすることで、坪単価を安くしているのです。

こんなにある!オプション工事になっている可能性の高い設備

オプション工事になっている可能性が高いものは、網戸です。内覧会で建物に入ってから網戸がないことに気がつく人も少なくないはずです。網戸は、人によっては必要ないということがありますので、あえてオプションにしていることが多いのです。網戸は1枚5,000円程度で購入することができるため、大きな出費になることはありません。

一方、シャッターもオプション工事になっている可能性があります。シャッターを設置する場合、180センチ四方の窓であれば10万円ぐらいかかります。80センチ四方の場合は、6万円ぐらいで設置できますので、大幅に予算が増える可能性があります。

売買契約時に確認したいポイント!図面を確認しよう

事前にオプション仕様か標準仕様かわからない時には、ハウスメーカーや工務店に聞いてもいいですが、売買契約の時にも図面から確認をすることができます。図面で確認する場合は、図面の見方を事前に学んでおくのがいいでしょう。図面を作成する場合と違い、読み取るのはそれほど難しいことではありません。

ですが、中には図面を見てもわからないものもあります。例えば網戸などはわかりにくいでしょう。また、業者によっては記載していないこともあります。もし、図面を見てもわからない場合は、買主自らリストを作って、現物を見ながら確認する方法もあります。

まとめ

いかがでしょうか。建売住宅を購入するときには、付いていて欲しいものが付いていないことがありますので、購入する前に必ずチェックをしておきましょう。チェックをする方法は、図面で確認する方法、現物を見ながら確認する方法、そして業者に聞く方法があります。